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深呼吸してから、高橋くんと大西くんの部屋に入る。
そーっと扉を開けて、中に入ると2段ベッドの1段目に布団の盛り上がりが見えた。
道「お…おはようございます、高橋くん朝です…朝ご飯です！」
恭「……」
流「みっちー(笑)
声小さいと起きひんで」
自信のなさが声に現れてしまったのか、後ろから大西くんがアドバイスを飛ばしてくれる。
道「う…、高橋くん！！おはようございます…！！！」
恭「…ぅ、ん……」
今度は大きい声で言ってみるも、唸るばかりで布団から出る気配がない。
流「恭平ねぼすけやから、なかなか起きひんのよ(笑)
布団剥いでええよ」
大西くんが言う通り、布団を奪い去って横に押しやる。
昨日去り際に見た、綺麗な顔が露になった。
初めて会った時も思ったけど整った顔しとるなあ…。
無意識に顔に手を伸ばして、頬に手を寄せた。
心苦しいけど起きてもらいたい…。
道「高橋くん…！道枝駿佑です！！おはようございます！！！」
恭「…！？」
道「は…、起きた…っ」
大声を出そうと息を吐き尽くしてしまって、たったそれだけやねんけど息が上がった。
流「ぷっあはははっ…！
みっちー、名前…っ名前言うてる…！
笑い死ぬ(笑)」
道「…わかんないかと思って、つい…！」
恭「…なに…？なにごと？？？」
流「おはよう、恭平(笑)」
道「あっ、おはようございます高橋くん！」
高橋くんの頬を自分の手で包み込んでいたのを忘れてて、慌ててパッと離した。
あかん、めっちゃ恥ずかしい。
恭「お…おはよ…顔、めっちゃ真っ赤やん」
道「ご、ごめんなさい！」
流「起きへん恭平が悪いから大丈夫やて、俺もいつも雑に起こしてるから(笑)」
道「で、でも…」
恭「大丈夫やでみっちー、昨日は話せなくてごめん。
今日いっぱい話そ」
道「はい…！あ、大橋くんが朝ご飯出来たっていうててん…」
恭「おー、おっけ。
顔洗ってからいく、ありがとなみっちー」
道「はい…！」
流「みっちー、恭平に見とれてたなあ」
恭「まじ？」
道「いや！あれは…っすみません、寝顔も綺麗やなって…つい手が…！」
恭「ふ、」
流「恭平、嬉しそう(笑)」
一発目に失態してしもた…。
高橋くん、嫌そうにしてなかったけど…ほんまに大丈夫やろか…。
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309(さんまるく)(プロフ) - 餅さん» 餅さん、こちらこそ長らく見守っていただきありがとうございます！続編も、笑いあり涙ありで頑張ります(*´∀｀*) (2022年6月12日 8時) (
レス) id: 4ba2c3b5eb (このIDを非表示/違反報告)
餅(プロフ) - 登場人物みんなが温かくて、読みながら泣いてしまいます… ; 本当に素敵なお話をありがとうございます！続きを楽しみにしています。 (2022年6月11日 22時) (レス) @page39 id: 61a68fd796 (このIDを非表示/違反報告)
309(さんまるく)(プロフ) - つなおれんじさん» ドストライクとはなんと嬉しいお言葉…！！励みになります(´；ω；｀)ありがとうございます！！ (2022年6月5日 19時) (レス) id: e840e30a77 (このIDを非表示/違反報告)
つなおれんじ(プロフ) - めっちゃドストライクの小説です…！これからも更新頑張ってください！ (2022年6月5日 11時) (レス) id: 341728400e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：309(さんまるく) | 作成日時：2022年6月3日 22時
