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寝ている長尾くんを起こさないようにそーっと2人、リビングに向かう。
時計を見るとまだ起きるには少し早い時間だった。
丈｢体調はどない？｣
道｢…、大丈夫です。昨日…すみませんでした｣
丈｢気にせんで〜、でもちゃんと頼ってなあ？｣
道｢はい…気をつけます、｣
丈｢ん、ええ子｣
ぽんぽん、と優しく頭を撫でられる。
温かい、その手。
いつもと見た夢は同じなのに、目覚める直前温かかったのは藤原くんと長尾くんのおかげだったんやな…。
朝から、心臓がぽわぽわする。
道｢…あ、あの……｣
丈｢ん？どした？｣
道｢………丈くん、｣
丈｢…！！｣
仲良くなりたい。
みんなにそう言ったのは本心。
それでも、自分から近づく方法がイマイチわからんくて。
まずは名前から、と一歩自分なりに踏み出した。
道｢…って呼んでも…｢ええよ！！｣
丈｢全然呼んで！もっかい！呼んでや！｣
道｢丈、くん…？｣
丈｢よっしゃーあ！！！｣
道｢ふふ、｣
ガッツポーズで丈くんが喜ぶものだから少し笑みが零れた。
何だか僕も嬉しくなって、ニコニコしてまう。
流｢もう…なに…うるさいて｣
みんなおそらく寝ている時間に廊下で大声をあげたものだから、大西くんが扉から顔を出した。
丈｢あ、ごめん…流星起こしてもーた？｣
流｢…ええよ…、おはよう、丈くん、みっちー…｣
丈｢おはよう｣
道｢おはようございます…すみません朝から、｣
流｢ええて、騒いだの丈くんやろ…？なに騒いでたん…？｣
丈｢えー？俺とみっちーのひ・み・つ！｣
流｢うわぁ…起きたてに聞くと腹立つなあ…｣
道｢ふふ、確かに(笑)｣
丈｢ええや〜ん、めっちゃ嬉しかったねんから｣
流｢ここで騒ぐとまた第2の被害出てまうから…
リビングはよ行こ…｣
丈｢せやな、ほんますまん(笑)｣
流｢そう思うんやったら教えてーや｣
丈｢嫌や(笑)｣
流｢は？｣
丈｢こっわ！見た？みっちー、今の顔！
流星な、むっちゃ可愛い顔しとるやん？
でもたまにドス効いた顔すんねんで、今みたいな｣
道｢でも可愛いのは変わってなかったです(笑)｣
流｢ん〜みっちーも可愛ええよ〜｣
丈｢どっちも可愛えんやけどな！でも怖いわそれ(笑)｣
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309(さんまるく)(プロフ) - 餅さん» 餅さん、こちらこそ長らく見守っていただきありがとうございます！続編も、笑いあり涙ありで頑張ります(*´∀｀*) (2022年6月12日 8時) (
レス) id: 4ba2c3b5eb (このIDを非表示/違反報告)
餅(プロフ) - 登場人物みんなが温かくて、読みながら泣いてしまいます… ; 本当に素敵なお話をありがとうございます！続きを楽しみにしています。 (2022年6月11日 22時) (レス) @page39 id: 61a68fd796 (このIDを非表示/違反報告)
309(さんまるく)(プロフ) - つなおれんじさん» ドストライクとはなんと嬉しいお言葉…！！励みになります(´；ω；｀)ありがとうございます！！ (2022年6月5日 19時) (レス) id: e840e30a77 (このIDを非表示/違反報告)
つなおれんじ(プロフ) - めっちゃドストライクの小説です…！これからも更新頑張ってください！ (2022年6月5日 11時) (レス) id: 341728400e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：309(さんまるく) | 作成日時：2022年6月3日 22時
