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一織 side。
「星影芸能事務所の新人アイドルデビューねえ……」
二階堂さんがそう言った。
星影はツクモと並ぶ二大巨頭と言われてるほどの大きな事務所だ。
そんな事務所の新人アイドルがデビューするなんて、まだデビューして少ししか経っていない私たちにとっては強敵になるでしょう。
「Aくんだよな！デビュー会見見たけど、可愛げがあって良い奴そうだったよな」
「いや、それは分からないぞミツ。もしかしたら裏の顔は腹黒い、とか」
デビュー会見は見たけれど、可愛いを売りにしてるだけあって、笑顔を絶やさず答えも可愛らしく言っていた。
しかし、彼の本性がどんなものか分からない今。とても危険だ。
あの星影芸能の新人アイドルということは何か企んでいることがあるかもしれない。
「確か、Aってうちの学校にいるよな」
「え、そうだったんですか」
「いおりん知らねーの？」
うちのクラスか……いや、同じクラスだったら名前くらい知っているはず。だとしたら、隣のクラス、
「へえ、環くんと同じクラス？」
「いや、一年だから俺より年下」
なんだ、年下か……。
アイドルというのに、あまり聞いた事ない名前。何故でしょうか
「みんな、差し入れ！あれ、みんなで輪になって何を話してるの？」
「リク、ありがと。Aのこと話してたんだよ」
「ああ、今話題の。確か、ＭＶが載ってたはずですよ！一緒に見ますか？」
七瀬さんの提案に全員が頷いた。
星影芸能にいるからには、そこらのアイドルとは違い実力はとても高いだろう。
あと、かわいい系とはどういうものか……。
「じゃあ、再生ボタン押すね！」
そして、前奏が流れた。
両手を腰につけ、大股で笑顔で嬉しそうに歩く。……可愛いな。
そして、音楽が止まった瞬間、物凄い速さで踊り始めた。笑顔を一瞬も崩さず。
凄い。
くるくると回って、バク転をして、何よりも楽しそうに踊っている。
IDOLiSH7のメンバーで例えるとしたら七瀬さんのように、彼のパフォーマンスに惹き付けられる。
そして、まるで２時間半の映画が終わった満足感と同じくらいのたった３分の動画は終わった。
「……すごいな」
「うん。凄い」
口を開いた二階堂さんも、未だ驚きのあまり空いた口を塞げない。
圧倒的な実力。
凄いけれど、素直に楽しめない。
これが、私達のライバルとなるからだ。
．
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どぽぽ２(プロフ) - ゆうさん» どうなるんでしょうね……笑楽しんで頂いて嬉しいです！続編もよろしくお願いします(*^^*) (2020年3月23日 10時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - これどうなるんですか...ww夢主ちゃん面白すぎましたw (2020年3月23日 3時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - EMIKOさん» こちらこそ、わざわざ描いてくださると言って貰えたのにも関わらず、上手くできなくてすみません＞＜わざわざ申してくださりありがとうございます！( ´ ` *) (2019年11月12日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - そうなんですね、、、でも自分のだとURLが貼れなくて、、、本当に大変申し訳ありません、、、 (2019年11月12日 7時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - EMIKOさん» すみません。Twitterはしてません。何やらアカウントを乗っ取られた感じで入れないんです……。 (2019年11月12日 7時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
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