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不器用【大神晃牙】 ページ8











「(…………かわいい)」









柄にもなく男相手に思った。


自分でも何思ってんだ、と頭を一度殴りアドニスからも心配された。





でも、何気ない笑顔に少しそう思った……認めたくないけどよ。


それからも、そいつを目で追うようになった。









授業中、後ろの席だから当たり前のようにそいつの背中がいつも見える。

前後の席だけど、一度も意識して見たことなかった。



身長は2,3センチ程しか変わらないのに、肌も白くなで肩で、細くて、触ったら壊れてしまいそうな体。



……こいつこそ、肉食わねえといけないんじゃねーのか



















『大神くん、なんだかんだ仕事してくれて優しいよね』









今までは意識していなかった誰もいない教室の中での日直の作業。

日誌を綺麗な字でサラサラと書いていく。









「仕事だから当たり前だろーが。お前こそ、字綺麗だな」

『そうかな?ありがとう』









少し照れくさそうに笑う。



……かわいい。

いや、だから俺様は何思ってんだっつーの!!









「あークソ!!」

『え、ど、どうしたの』









ヤケに叫ぶと、つい手が緩み黒板消しを窓の外に落としてしまった。

……やべえ。



目の前にいるそいつは、驚いた顔で俺様を見て結局自分が落としたわけでもねえのにわざわざ着いてきた。









「……悪い、お前は何もしてねえのによ」

『いや、同じ日直だし。大神くんって結構うっかりミスしたりするんだね。もっとクールな感じだと思ってた』









こいつから見た印象はクールだと思われていたのに、馬鹿に変わってしまったじゃねえか……。


なんか、恥ずかしい思いばっかしてるな。



















距離を深めていくと、そいつは思いがけないことを口に出した。









『……なんか…好きみたいな、感じなんだよ、ね』

「…………じゃあ、付き合ってみるか」

『え、』









男相手に何言ってんだ、とこいつ以外の相手だと普通に思う。

でも、なんだかこいつに言われたら、自然とそう答えていた。





付き合うっつーのも、俺様は本音を言えば何をすればいいのかも分かんねえし今まで通りに接すればいいかと思ってた。


でも、いつも通りの対応もなんか出来なくて、つい素っ気ない態度になってしまう。





……いや、こんなつもりじゃねーのに、何でだよ。かっこ悪いじゃねーか。









そして、最悪の事態が起こった。

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どぽぽ2(プロフ) - apipeさん» 了解です!! (2019年8月8日 21時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 宗さんとみかちがいいですか! (2019年8月8日 20時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ2(プロフ) - apipeさん» キャラ誰がいいですか?? (2019年8月8日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ2(プロフ) - apipeさん» 分かりました!リクエストありがとうございます^^* (2019年8月6日 7時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 2人が夢主が好きで夢主にアピールしてるのに全然きずかないのが見たいです。 (2019年8月5日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どぽぽ | 作者ホームページ:どぽぽ  
作成日時:2019年6月28日 22時

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