Ωとアイドル【朔間零】 ページ20
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「えっ、朔間さんΩの子を好きになっちゃったの！？」
UNDEADのメンバーの一人が、そう叫んだ。
ユニットメンバーの一人、羽風薫にAくんと仲良くなるためにはどうすれば良いのかを聞いたが、薫くんは恋だと認識したらしい。
Ωとはいえ、男だ。
まだ、あまり仲良いがそこまでの仲でもないじゃろうし……。
「朔間さん、鈍感だからねー。でも、普通その子に会うために高校生のくせに毎日居酒屋行くとかあり得ないし、仲良くなりたいなんてもうどこの少女漫画！？」
薫くんの言葉を聞き、今までの行動を振り返る。
ただ、少し彼のことが気になる
それだけで毎日居酒屋に行くかのう。酒や酔っ払いの言葉は好きでない。
それなのに、毎日注文して少し話す数分のために来るかのう…。
仲良くなりたいだなんて小学生みたいに悩むほどじゃないし。
「……我輩、恋してるのかもしれん」
「いや自分で普通気づくでしょ……」
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「Aくん」
『朔間くん、なんか嬉しそうだね。いい事あった？』
「内緒」
初めての好きな人。
それだけで少し嬉しく、Aくんのことが特別に見える。
「ねえー俺と番にならない？大切にするよ？」
『あー結構です…』
また前の男にからかわれておる。
怒ってやろうと思ったけど、我輩が出禁になったら困る。
しかし、我輩がAくんに「ここは危ないから他のバイトにした方が良い｣と言ったのに、Aくんは首を横に振った。
こんな酔っぱらいに絡まれるところを、黙って見るのも辛いが……。
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「おい｣
こんなに怒ったのは初めてかもしれない。
なぜ、Aくんが涙を流しながら目を瞑り、あの男に首を噛まれそうになってるのか。
『えっ……朔間くん？』
「ああ"？誰だよ」
奏汰くん直伝のチョップを男の首に噛ます。
あっという間に倒れた。かっこ悪い男じゃのう。
そしてAくんと目が合う。
服が少し乱れてる姿を見ると、尚腹が立つ。
「だから、言っただろ！さっさとあの店辞めればよいと俺が言ったのに、どうしてそんなにやりたがるんだ！？」
『…………やりたいんじゃなくて、やるしかないんだよ』
まだ、目の前の彼は涙を流している。
これから、我輩はAくんの弱音を初めて聞くことになる。
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どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» 了解です！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 宗さんとみかちがいいですか！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» キャラ誰がいいですか？？ (2019年8月8日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» 分かりました！リクエストありがとうございます^^* (2019年8月6日 7時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - ２人が夢主が好きで夢主にアピールしてるのに全然きずかないのが見たいです。 (2019年8月5日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
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