22.焦燥 ページ22
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ジャックくんに礼を告げて寮長の部屋へ入る。
『レオナ寮長！！』
「うるせえな……。ディアソムニア寮の奴が俺に何の用だよ」
ディアソムニアディアソムニア、ってこの人達はどんだけディアソムニア寮が好きなんだ。
いや、そんなことをつっこんでいる場合じゃない。今布団で呑気に寝ているこの人に助けを求めなくては。
『お願いします。ハーツラビュル寮に来てください』
「あ"？何で俺が」
『オーバーブロットしたんです。リドル寮長が』
寮長の手首を掴み、そう言うとぎょっと目を開いた。しかし、自分がわざわざ出るほどでもないだろうとまた寝ようとした。
そんなに寝て何がしたいのか。
『殴ってでも、連れて行きますからね！！』
「殴る？出来るならやってみろよ」
腹パンをしてやろうか。
なんで、ここの生徒はこうも俺を煽ろうとしてくるのか。腹が立ってしまう。
どうすることも出来ない。元々、ここの寮に来て助けを求めた俺が馬鹿だったんだ。ちゃんと確認をして協力してくれそうな他の寮に行けば、良かったのだろう。
時間はない。なるべく早く黙らせて手伝ってもらわないと。リドル寮長の命が危険だ。
「っ、て！！てめえ……」
『はい、行きましょう』
デュースと喧嘩をした時に使った方法。
相手の手首を掴んでいる間、脈拍数を測る。
脈拍数は心臓の活動状態を端的に表しており、基本的に交感神経が優位になっている場合は速く、副交感神経が優位になっている場合は遅くなる。
緊張しているからか、さっきまでは少し速かったが、正常値に戻った相手が油断している隙に右腹部を軽く押した。
普通の人だとなかなか出来ない。
しかし、俺のユニーク魔法を使えば相手の体の状況を一瞬で記憶し異変を見つけることが出来る。
『体に触れたので、ＯＫですよね。早く助けに行きましょう』
そして、彼を強制連行した。
まあ、強く押していないし大丈夫だろう。今はオーバーブロットしたリドル寮長の方が命の危機がある。
ーーー
作者は医学に詳しくないので間違えてたらすみませんm(_ _)m
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どぽぽ２(プロフ) - びっぐとまとさん» 喜んでいただいて本当に本当に嬉しいです(T ^ T)ツイステ沼深くてついつい書いちゃいますがそのようなお言葉を頂けて尚更執筆意欲が上がります(´`＊)今後ともよろしくお願いします！ (2020年8月21日 3時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
びっぐとまと(プロフ) - ああ〜〜！！！どぽぽさんの男主は本当に外れなくて好きです！！！ツイステ書きはじめた時しんどすぎて叫びました…好きです… (2020年8月20日 23時) (レス) id: 5f452c992d (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - 羅ヰ太郎さん» 自分でも男主くんのキャラを結構好んでいたので嬉しいです(*^^*)私もそんな読者様が大好き((殴こちらこそ、これからもよろしくお願いします！！ (2020年8月8日 22時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
羅ヰ太郎(プロフ) - うわぁどっちゃくそ好きです！男主くんいいキャラしとりますやん！大好き（）、めっちゃ応援してます！頑張って下さい！ (2020年8月8日 22時) (レス) id: ca5d2ee34d (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - マチさん» 初コメありがとうございます(*^^*)めっっっっっちゃ嬉しいです！！これからもよろしくお願いします(´`＊) (2020年7月31日 5時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
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