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Deuce side。
『あ、デュース』
Aがクラスに入り俺を見つけては寄ってきた。
トレイン先生に問題集が解けるまで帰るな、と言われたところだった。
一生終わらないと頭を抱えていた時に、よりによって今少し距離を置いていたAと二人きりになってしまうなんて。
『そこもこうしてーー』
なんだかんだ、やはりAは面倒みが良く俺の間違えた問題を指摘している。立ち止まったところも分かりやすく説明してくれる。
この調子だと、早く終わりそうだ。
そして、ふと目の前のAを見た。
やはり、顔が良い。
Aもよく顔がいいやら言ってくるが、Aこそ顔が良いと思う。ミドルスクールの時も彼女が居たくらいだ。
長い睫毛。本当、女の様。
手を伸ばすと、突如Aは立ち上がる。
『ちょっと、手洗いに行ってくる』
「おっ、おう」
そして、俺を残して去って行った。
はぁ、とヘナヘナと全身の力が抜けるように机に顔をぶつける。
……何をしようとしていたんだ、俺は。
あと少しAの立ち上がるタイミングが違ったら、絶対に引かれただろう。
･
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どぽぽ２(プロフ) - 藍色さん» 構成を褒められたことがなかったので嬉しすぎます(><)コメントありがとうございます(*´`) (2020年6月4日 5時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - え？貴方が神ですか？話も文章の構成の仕方も好きすぎる。 (2020年6月3日 23時) (レス) id: d589baaf2f (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - らい太郎さん» ありがとうございます！！デュースの誕生日記念ということで結構急ぎで書いたのですが、そう言って貰えて嬉しいです(≧∇≦*) (2020年6月3日 5時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
らい太郎(プロフ) - えっ、めちゃくちゃ好きだった。です。←神作ありがとうございます！ (2020年6月3日 5時) (レス) id: 61d99012e6 (このIDを非表示/違反報告)
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