【ツイステ】馬鹿に切り札を。【男主】

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『ジャック……俺は何としてでも阻止したい。もういっそのことジャックが出てよ』

「他クラス」




ジャックに泣きついても無駄とは分かっているが、ジャック以外もう俺の心を癒してくれる場所はない。


監督生という案もあったが、アイツ直ぐに逃げやがったし……。


デュースにこんな形でバレたら嫌だ。

あんなに頑張ってデュースが女装した俺から離れるようにしたのに、こんなあっさりバレたら今までの努力がチリになる。




「A見つけたゾ！！」

『ああ……くそ』




大きな声でグリムが叫ぶ。


ここがどこだと分かっているのか。図書館だぞ。舌打ちをして、ジャックに軽く謝り逃げた。




『ラギー先輩！匿ってください』

「ええっ、なんすか？Aくん」




ラギー先輩の元へ行く。
といっても、ここはレオナ先輩の部屋だけど。


ここなら流石に一年の人達は簡単に入れない。
安心してほっと一息つくが、まだ問題はある。

レオナ先輩が後ろから耳を出し鋭い目で俺を見た。




「草食動物が……勝手に入ってくるな」

『お願いです！そうじゃないと俺は女にされるんですよ！！』




そう叫ぶと、二人は目を見開く。

……あっ、言い方間違えた。



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