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「Aは彼女がいた事あるのか？」
帰り道。
結局お金は全部デュースに払わせてしまった。悪い。まあ、女装した俺の為に持ってきたお金だろうし結局は同じ様なものだからいいかな。
それにしても何故突然そんなことを聞いてくるんだろう。
『あるけど。デュースはどうせ居ないんだろ？』
「えっ」
何その驚いた顔。
失礼な奴だ。俺にだって彼女の一人はいた事あるし。少し嫌そうな顔をしているが、俺が彼女いたことが何か気に食わないのか。
「じゃあ、妹は？」
『えっ、ああ、まあ、いますね』
明らかに動揺してしまい、いつもと話し方が変わってしまった。しかし、デュースはそれを気にもせず分かりやすく目を見開き落ち込んだ。
もう、これで諦めてくれ。
「……どうやったら、奪えるか」
早く諦めろ馬鹿。
何でそんなに付き合いたいんだ。お前の見た目と性格なら彼女なんて作ろうと思わなくても女の子は寄ってくるから。
「A、彼氏から奪う為に協力してくれないか」
『は！？手伝うわけないから。いい加減諦めろよ』
「いいや、俺は諦めない！運命だと思ったんだ」
俺は運命だと思わなかったから。
第一、惚れた相手の兄にそんなこと言う馬鹿いるか普通。ああ、俺の目の前にそんな馬鹿いましたね。
『……振られても知らないからな』
「手伝ってくれるのか！」
……ああもう、何で俺はコイツのお願いを断れないんだ。
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どぽぽ２(プロフ) - 藍色さん» 構成を褒められたことがなかったので嬉しすぎます(><)コメントありがとうございます(*´`) (2020年6月4日 5時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - え？貴方が神ですか？話も文章の構成の仕方も好きすぎる。 (2020年6月3日 23時) (レス) id: d589baaf2f (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - らい太郎さん» ありがとうございます！！デュースの誕生日記念ということで結構急ぎで書いたのですが、そう言って貰えて嬉しいです(≧∇≦*) (2020年6月3日 5時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
らい太郎(プロフ) - えっ、めちゃくちゃ好きだった。です。←神作ありがとうございます！ (2020年6月3日 5時) (レス) id: 61d99012e6 (このIDを非表示/違反報告)
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