première étoile (ページ7)

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『今日はAに大事な話があるんだ。』

『…は、はい……』

我らがJYPの代表、パクジニョンPD。

こうして会うのはこの会社に入った日以来かもしれない。直々に呼び出されるなんて…なにかしたっけな、私………

うーん…でも心当たりないし…

というところまで考えて、私の頭の中にふと浮かんだ2文字。

もしかして私……

『クビ！？』

『ではないから安心してね』

『あ、よかったです……』

『今日はAにいいお知らせがあって呼んだんだ。』

いつもスマホやテレビの画面で見るような笑顔を私に向けるPDニム。いいお知らせって…なんだろう。

『この前の月末評価にいらしていた第3本部のプロデューサー、覚えてる？』

『ああ…イムさんでしたっけ？覚えてます！その人、私のことをすごく褒めてくださったので』

『そう。そのイムさんが君のことを気に入ったみたいで、今度撮影するTWICEのMVに出演させたいと言っているんだ』

『へえ…TWICEのMVに……』

『え、TWICE先輩のMVですか！？！？』