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−2年B組
【じゃあ移動して〜】
黒板に座席表が貼られる。
クラスではそれなりにみんなと話してるし、親友と隣になれればそれで良いかなって。
「ちょっとA〜!席めっちゃ離れてるんだけど!!」
霧島玲 / キリシマレイ。
高一からの大親友。
玲「ほら見てよ!」
『ぇ、嘘』
ほとんど教室の端と端。
いじめかよ、、、
『玲ちゃんと隣が良かったのになぁ〜、』
玲「お昼とか一緒に食べようね!」
『うん!』
私の新しい席は、廊下側から2列目の前から2番目。
1番後ろの窓側の玲ちゃんが羨ましい。。
授業中も自由じゃん。笑
『前の方…嫌だなぁ…』
.
そう思ってた。
.
「あ、隣だね。」
.
左隣から掛けられた落ち着いた声。
『あ、そうだね、』
「よろしくね!あっ、僕木全翔也です。わかる、かな?」
『同じクラスだもんわかるよ(笑)』
「よかった(笑)」
前から男子でわちゃわちゃしてるところとか、笑った顔かっこいいなぁ、とかは思ってた。
でも木全くんは積極的に話すイメージが無くて、未だに話した事なかった。
どこか不思議な彼と仲良くなれるだろうか、。
そんな思いから私達の物語は始まってしまった。
.
私と、隣の席の木全くん。
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○○(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます!一度外していたのですが、不具合で反映されておりませんでした。フラグはすぐに外させて頂きました。ご報告ありがとうございます! (2020年9月8日 21時) (レス) id: 83c2cbe380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パイナップル | 作成日時:2020年9月8日 20時