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｢にしてもグルッペン、鋭いな
俺やったら絶対追求しよなんて考えへん、警察犬目指せるんちゃう？｣
｢ほんまに開発途中で良かったなあ｣
｢ゾム、警察犬は辞めとけ｣
兄さんは呆気なく終わった戦争に安心感を覚えつつ、最後まで仕事を全うしようと隣国の最後の拠点念の為連れてきた護衛のゾムと仕事の息抜きにと引っ張ってきたトントンと共にを訪れていた
未だにめぼしい兵器の情報を手に入れていない
持ち帰らなければ総統は御機嫌斜めになるだろう
(捜索してなかったら洋菓子でも買わなあかんなあ、トントンに要相談、交渉やな)
もしものために、と部下は数十名つれてきとるし、、、と先に中の捜索を頼んで3人で建物外の巡回を始める
隣で考え込む兄さんに影響を受けたのかゾムが話し出す
｢でもなあ、ほんまに開発途中だったんか？｣
｢どーゆーことや｣
｢だって、あのシャオロンが銃で殺したんやで？ あの不人気も一応犬やし鼻きくし、感鋭いよなあ思って｣
ふむ、と頷くトントン
さすが帰って早々シャオロンに書かせた報告書を既に読んでいるだけある。
寝ろよ、とゾムが呟いた言葉も聞こえないふりだろうか
｢まって、それは初耳なんやけど｣
｢え？兄さん初耳？
ここで殺 った最後の一人、シャオロン銃使ったんやって｣
へぇ、あのシャオロンが、でも直感とか本能的にコネシマの方があってそうやな、と身近な2匹のことが頭によぎる
｢お、兄さん、あっちでなんかあったらしいで｣
真新しい軍服を着た部下を隣にゾムが言う
｢幹部殿ｯｯ
室内にいたと思われる女性が窓から飛び降りて転落した模様で、｣
？敵やろ？何慌ててんだ、と兄さん、トントンが声に出す暇もなく彼は言葉をつむぎ続けた
｢じ、自分は！先程シャオロン様があの女性を殺したあとの現場を見たのです、あれは既に死んでいたはず、｣
顔をしかめる兄さんに、ゾムは笑って言う
｢くくっ よかったなあ、グルッペン｣
｢え、新薬兵器て開発途中やないの？｣
確かに情報は欲しかったがこれはこれで、、、と兄さんは顔を青くし始めたトントンを横目に、こめかみを抑えるのだった
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℃（華氏）(プロフ) - 使用人君さん» 使用人君さんコメント有難うございます（ ; ; ）感想と更新の仕方の意見参考にさせていただきます！その言葉を糧に頑張りたいと思います、なるべく毎日更新したいです、、なるべく！ (2017年12月3日 22時) (
レス) id: 174dc503b5 (このIDを非表示/違反報告)
使用人君(プロフ) - 失礼します！楽しく読ませて頂いてます！どちらの更新でもいいと思いますよ！面白くて読みやすい作品なので,これからも頑張ってください！ (2017年12月3日 13時) (レス) id: e9b790e98f (このIDを非表示/違反報告)
名前悩んでます(プロフ) - シグレル＠第2アカさん» シグレルさん！コメントありがとうございます！！読みやすいだなんて勿体無いお言葉、とっっても嬉しいです、更新頑張ります！！ (2017年12月3日 6時) (レス) id: 174dc503b5 (このIDを非表示/違反報告)
シグレル＠第2アカ(プロフ) - コメ失礼します♪スゴく読みやすいのでこれからの展開めっちゃ楽しみです！更新頑張って下さい(*´∀｀*) (2017年12月2日 22時) (レス) id: 06506c7d00 (このIDを非表示/違反報告)
名前悩んでます(プロフ) - ミーナさん» 設定とテンポについてのコメント有難うございます！ぱっと思いついた設定で衝動的に書いている感じなのでめっちゃ嬉しいです、、、！失われてたやる気を取り戻せそう、更新頑張ります！！！ (2017年12月2日 21時) (レス) id: 174dc503b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーせんと | 作成日時：2017年11月28日 18時
