一万やるから、ハグさせて【五条悟】

37.過去の人間関係で困ることありそうだよなー ページ37

*




「あら、悟くん。久しぶり。」



休みが被ったから二人でお出かけしていた矢先に


そんな声が聞こえた。




五条「げ、」



「そんな態度取るの？あんなに仲良かったのに」


五条「何の用だよ、」



綺麗な黒髪はふわっと巻かれていて、


赤い唇が白い肌によく映えている。


高い身長、スラっと長い脚は、先生の横に並ぶと雑誌の表紙みたい



綺麗な人…先生の知り合いなのかな



ぱちっと、大きな瞳と目が合った。




「あなた…今度はロリコンに走ったの？」


五条「違ぇよ。見んな腐る。」


「自慢の瞳抉ってほしいの？

この人、顔は良いけど優しくないわよね〜」



しゃがまれて目線が交わる。


A「っ、」



…先生と仲いいな


呪術師の人じゃないよね、



こんな綺麗な人と知り合いだったんだ、先生はかっこいいし、





なんだろう、





もやってする






「怖がられちゃった…この子、何番目の子？」

五条「黙れ。」


「何ムキになってるの。彼女ってわけじゃないでしょ？」





五条「…彼女だよ。」


「え、



…ふーんこういう子が好きなんだ。」





じろりと見られて、



美人の人って迫力あって怖い…





あれ、でも、



A「あの、大丈夫ですか？」


「え？」


A「あ、勘違いかもしれないんですけど、

悲しそうな気がして、」




ぐいっと腕を引かれてその人と距離が離れた。


五条「だから、もう話しかけんなよ。


ほら、A行くよ。」



されるがまま、先生に手を引かれてその場を離れた。




*

38.自分の魅力で勝負出来たらいい(自分の魅力が分かってる場合はね…)→←36.家でおかえりって言ってくれる人がいる大切さ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す