ようやく帰宅 ページ5
今日は何だか色んなことがありすぎた。
家に着いたのはもう20時を過ぎていた。
『おかえりなさい！』
足音か、ドアが開いた音で俺たちが帰ってきたことに気付いたのか、先に帰らせていたAが笑顔でやってきてそう言った。
轟「ただいま」
緑「Aちゃん、ただいま」
爆「気色悪いわ、クソガキ」
緑「ちょっと、かっちゃん！ただいまくらい言いなよ！」
爆「クソナードが命令すんじゃねぇ！」
緑「命令じゃなくて当たり前のことを言ってるだけだよ！」
爆「黙れ！！」
『ふふっ』
そんな様子を笑うA
爆「クソガキィ…笑ってんじゃねぇ！」
が気に食わなかったようで爆豪がまた大声を出して暴れたせいで、皆がソファに座れたのはそれから三十分後だった。
今日のことについて一通り話した後に、俺たちは顔を見合せた。
緑「Aちゃん」
緑「実は………僕たちにかかっていた君の個性が解かれたらしいんだ」
緑谷の言葉に、Aはゆっくりと目を見開いた。
『…そう、なんだ。よかったぁ…』
緑「…Aちゃん」
『今まで迷惑かけて本当にごめんなさい』
爆「テメェなんかに迷惑かけられた覚えないわ、クソガキ」
その言葉に、Aは目を細めてその表情に似合わない言葉を放った。
『今まで、ありがとう』
轟「…」
そんなAの表情と言葉に、初めて感じる胸の痛みに思わず手を胸にやった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きりん(プロフ) - まーぶりんさん» とても嬉しいです(><)ありがとうございます、頑張ります！！ (2021年8月22日 23時) (
レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶりん(プロフ) - すっごく好みな作品です！続き楽しみにしています！更新頑張ってください(´・A・`) (2021年8月22日 21時) (レス) id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きりん | 作成日時：2021年8月21日 19時
