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あなたside
傷が増えていく。
『っ』
「お前は、鬼狩りではないな?何故、こんな場所にいる」
『…これでも柱なの』
「柱?お前なんか、すぐに捻り潰せるぞ」
『そう。じゃあやってみればいい』
その挑発に乗った鬼は、二つの攻撃を同時に仕掛けてきた。私に向けてと、蜜璃ちゃんたちのいる方向に向けてだった。
どうすれば、どうすれば…
┈┈┈┈┈ 自分に出来ることは限られてる。その中でどれくらいの力を発揮できるかが、その人の実力だ
┈┈┈┈┈心を燃やせ
強く、願った。
すぐに台風のように大きな風の流れが出来て、攻撃はすべて吸収した
…はずだった。
『あっ!!』
だが鬼は既に別の攻撃を蜜璃ちゃんたちに出していた。
やばい、間に合わない。守りきれない!
慌てて向かおうとするも、先程刺されたところと、そして攻撃を受け止めているうちに出来た傷で足が動かなかった。
ピシャァッ!!
蜜璃ちゃんたちがいた場所に、土煙が舞った。
「任せといて、みんな私が守るからね。こっちは私が何とかするから!!」
そう言った蜜璃ちゃんに、私は安心して力が抜けてしまった。
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楓(プロフ) - めっちゃ泣きました(´;ω;`)とっても面白かったです!!推しがぁぁぁぁってなりました笑これからも頑張ってください‼︎ (2021年12月8日 21時) (レス) @page50 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 萩さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります。 (2021年8月29日 22時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
萩 - とても面白かったです!これからも頑張ってください! (2021年8月29日 6時) (レス) id: 208e44543f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりん | 作成日時:2021年7月18日 20時