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あなたside
頭がぐるぐるする。
力の使いすぎか、それとも時透くんと玄弥くんが死んだことによる精神的なものかは分からない。
でも、おそらく両方だろう。
それに元々、万全の状態じゃなかった。体が透けた時点で、手遅れだった。
その時目の端、遠くに見えたのは仰向きになった時透くんだった。
『！』
手は両断されていて、辺りは血だらけだった。
腰が抜けてしまい、その場に座り込む。
こんな姿を、間近で見たことがなかったから。
すると横に気配を感じた。
「A…」
変わらず、優しい顔をして私の頭に手を置いてくれた。
そして悲鳴嶼さんは自身が羽織っていた羽織を時透くんに被せた。
「時透…お前たちのお陰だ…。お前たちのお陰で勝てた…心から感謝と尊敬を…若い身空で…本当に…最期まで立派な…必ず無惨を倒して其方へ行く、安心して眠れ」
そしてそのまま悲鳴嶼さんは玄弥くんのところへ歩いた。
┈┈┈┈┈┈┈ 俺らが守りたいって思った未来を託すから、繋いでほしい
時透くんと誓ったこの約束。
『絶対に、…つなぐ、から』
『私も、皆と同じ場所に…行けたらいいなぁ』
その言葉は、誰にも聞かれることは無かった。
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楓(プロフ) - めっちゃ泣きました(´；ω；`)とっても面白かったです!!推しがぁぁぁぁってなりました笑これからも頑張ってください‼︎ (2021年12月8日 21時) (
レス) @page50 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 萩さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！これからも頑張ります。 (2021年8月29日 22時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
萩 - とても面白かったです！これからも頑張ってください！ (2021年8月29日 6時) (レス) id: 208e44543f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん | 作成日時：2021年7月18日 20時
