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あなたside




刀鍛冶の里の鬼襲撃から一週間。




私も来ても良いのかと思ったが、初めての柱合会議に参加するため、産屋敷邸へやって来ていた。




以前までは巫女としてよく来ていたが、まさか鬼殺隊として、そして柱としてここへ来ることになるとは思わなかっただろう。




痣の発現に関してのお話だった。




私もなんとなく噂に聞いたことがあった。




だが、蜜璃ちゃんも時透くんも発現したということは凄いのではないだろうか。




それにしても同じ任務だったというのに、痣が発現していない私は一体何をやっていたというのだろうか。




ただ怪我をしただけでないか。




そして柱合会議は終わり、あまね様たちは退室された。





「俺はお前たちとは違う」





冨岡さんがそう言って、出ていってしまった。




それにも驚いたが、今は正直…





「もうすでに痣が発現してしまった方は選ぶことができません…。痣が発現した方はどなたも例外なく┈┈」





あまね様のこの言葉が、ずっと頭の中でぐるぐる回っていた。




決められた運命を生きることが、どれだけ苦しいのか。悔しいのか。




何故こんなに優しい彼らに、それを押し付けるのかと。




やっぱりこの世の中は、残酷(そん)なものだと思った。

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(プロフ) - めっちゃ泣きました(´;ω;`)とっても面白かったです!!推しがぁぁぁぁってなりました笑これからも頑張ってください‼︎ (2021年12月8日 21時) (レス) @page50 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 萩さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります。 (2021年8月29日 22時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白かったです!これからも頑張ってください! (2021年8月29日 6時) (レス) id: 208e44543f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりん | 作成日時:2021年7月18日 20時

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