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時透side
変な高揚感だった。
毒を受けて、肺には水が入っているというのに。
だがそれよりも目の前を鬼を斬らなきゃ。
冷静になって鬼を見れば、何か話していた。
「ごめん、聞いてなかった」
そう言えば、怒ったようだった。
「血鬼術 一万滑空粘魚!!」
僕は深く呼吸をして、飛び上がった。
「霞の呼吸 陸の型 月の霞消」
全部斬ることが出来たが、粘魚が撒き散らす体液はおそらく毒だ。
しかしまだ地面に足が着いていない状況で、仕方なく捨て身の技を出そうとすればいきなり突風が現れて、全て弾き飛ばした。
何が起こったのか分からなくてただ見つめていれば、声をかけられた。
『時透くん!攻撃は受け止める!サポートするから頸を狙って欲しい!斬れるのは貴方だけだから!』
その言葉に少し不安を覚えたけれど、彼女は天候に関することなら操ることが出来る人だった。
何だ、強いじゃん。
それに、サポートする方が難しい。それを堂々とやれるのは本当に、僕のことを見ているのだと思った。
『絶対上手くいくから!』
その言葉に、安心しか生まれなかった。
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記念すべき100話目!嬉しいです!
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楓(プロフ) - めっちゃ泣きました(´;ω;`)とっても面白かったです!!推しがぁぁぁぁってなりました笑これからも頑張ってください‼︎ (2021年12月8日 21時) (レス) @page50 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
きりん(プロフ) - 萩さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります。 (2021年8月29日 22時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
萩 - とても面白かったです!これからも頑張ってください! (2021年8月29日 6時) (レス) id: 208e44543f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりん | 作成日時:2021年7月18日 20時