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猫にも嫉妬な彼(安田) ページ12
「今年、Aちゃんはどんなチョコレートくれるんかなぁ?」
うちで飼っている猫を撫でながら、そんなことを言う。
『章ちゃん、たくさんの人からチョコ貰うでしょ?』
「んー?でもAからのチョコが欲しいねんもん」
『…もちろん作るけど、』
「んふっ、やったー!」
「えぇやろー?Aのチョコめっさ美味いねん!Aのチョコが食えるの俺だけの特権やな!」
ニコニコしながら猫に言うもんだから、私も笑ってしまった。
「ちょお、何笑うてるん(笑)」
『ううん、面白いなって』
そう言うと、猫は私の所へ来た。猫の頭を撫でてると、
「んも〜…」
ムスとしている章ちゃん。なんだろうと思ってると、頭を撫でていた猫を彼は抱いた。
『章ちゃん?』
[Aからのチョコも…Aも、キミ(猫)には渡さへんで]
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作者名:きりん | 作成日時:2018年2月21日 19時