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不死川実弥side
あの時のことを思い出せば、腸が煮えくり返りそうだった。
まぁそれは皆そうだっただろう。
Aの気配を感じ取り、窓を割って部屋に侵入するも、そこには既に肩まで着物がはだけているAに覆い被さる男たちが見えた。
その光景を見た俺含めた三人はすぐに鞘を握るものの、Aがまだ相手の手の内にいることやAの体調が万全ではないことを瞬時に理解し、とりあえず刀は出さずに近づいた。
急なことで慌てた男たちは意外にもすんなりとAから離れてくれた。
駆け寄れば、Aは俺らの存在に気づいたようだった。
『いや、…さわら、ない…で、』
だが、Aはそう言った。拒否されたことに胸が傷んだが、おそらくAを襲っていた男たちと勘違いしてしているのだろう。
そんなAに煉獄は優しい顔をして、ふわりと撫でた。そのことでAは俺らに気づいたようだった。
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令花 - 冨岡さんめっちゃかっこいい (8月3日 15時) (レス) @page50 id: 9fc0619dbf (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 早く続きが見たいです!よろしくお願いします! (2022年3月4日 15時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月4日 14時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りん∞(プロフ) - ラテPさん» 頑張ります!ありがとうございますヽ(*^^*)ノ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
ラテP(プロフ) - もちろん\(^o^)/この作品も、更新したごとに、見たいと思います 更新頑張ってください (2021年5月3日 16時) (レス) id: f555ccc325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりん | 作成日時:2021年4月28日 3時