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あなたside
ガッシャッン!!!
どこからかそんな激しい音が聞こえて、辺りが騒がしくなった。
男「何だ!」
男「どういうことだ!」
男「誰かいるぞ!」
美「何よ、これ!!」
ぎりぎり意識は保っているが、少しでも気を抜けば暗闇に吸い込まれてしまいそうだ。
逆光だったため、誰かと判別することは無理だった。
だけど話を聞いている感じ、美帆さんたちの知り合いでは無いのだろう。
それなら鬼?でもこんな昼間に現れる鬼なんていないだろう。
色々考えたけど、その衝撃音の正体は分からかった。
あぁ、やばい。意識が飛んでいきそう。
そう思った時、ふわりと浮遊感を感じた。
今にも瞼が閉じてしまいそうだったため確認しなかったが、またあの男たちかと思い、体が強ばった。
『いや、…さわら、ない…で、』
ナデナデ
ハッとした。この手つきは覚えている。
こんなに優しく私に触れてくれるのは、あの人たちしかいない。
目を開けば、そこにいたのはひどく優しい顔をした彼らだった。
『ぁ……ごめん、なさい』
私は謝った。迷惑をかけたことと、そして先程拒否してしまったことを。
炎「何を謝る必要がある!」
音「そうだぞ、お前は何も悪くねぇだろ」
風「A」
彼の優しい声が耳に届いた。顔を見れば、とても優しい顔をしていた。
風「寝てろ」
その声で、私は安心して意識を手放した。
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令花 - 冨岡さんめっちゃかっこいい (8月3日 15時) (レス) @page50 id: 9fc0619dbf (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 早く続きが見たいです!よろしくお願いします! (2022年3月4日 15時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月4日 14時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りん∞(プロフ) - ラテPさん» 頑張ります!ありがとうございますヽ(*^^*)ノ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
ラテP(プロフ) - もちろん\(^o^)/この作品も、更新したごとに、見たいと思います 更新頑張ってください (2021年5月3日 16時) (レス) id: f555ccc325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりん | 作成日時:2021年4月28日 3時