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あなたside
扉から現れたのは三人の人。男の人だろうか、随分とガタイが良さそうだった。
美「いいわよ、好きにやっちゃって」
『…え』
美「言ったでしょ?あなたが彼らを連れてこないことは分かっていたと。まぁでも連れてきたら少しくらい信用してあげてもいいかなって思っていたのだけど…」
美「連れてこなかったら、こうするってもう決めてたのよ」
最後に釘を刺すようにそう言われた。
『ぅ』
逃げたくても逃げれなかった。
美帆さんが仕込んだという睡眠薬のせいか、足に力が入らず立つことすら出来なかった。
『い、や…』
どんどん近づいてくる男の人。
男「ホントにやっちゃっていいんですかっ?」
美「えぇ、好きなように」
男「やっば、しかもめっちゃ可愛いし」
男「もう抵抗出来ないもんね」
既に力なく立てなくなっていた私は、男たちにとって格好の獲物だったのだろう。
床に押し付けられるものの抵抗ができない。簡単に帯を緩められる。
腕や足に力を入れたくても入れられない。力が入らない。
睡眠薬のせいでぼやける視界の中、見えた男たちの顔は嫌なくらい楽しそうだった。
『や、めて…』
あぁ、ほんと…
私は誰かに頼らないと生きていけない。
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令花 - 冨岡さんめっちゃかっこいい (8月3日 15時) (レス) @page50 id: 9fc0619dbf (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 早く続きが見たいです!よろしくお願いします! (2022年3月4日 15時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月4日 14時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りん∞(プロフ) - ラテPさん» 頑張ります!ありがとうございますヽ(*^^*)ノ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
ラテP(プロフ) - もちろん\(^o^)/この作品も、更新したごとに、見たいと思います 更新頑張ってください (2021年5月3日 16時) (レス) id: f555ccc325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりん | 作成日時:2021年4月28日 3時