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炭治郎side
「炭治郎!テメェは何でいつも美しい人と知り合いなんだよ!ずるい!」
「そんなこと言われてもっ…Aさんは本当に知らないんだ!…どこで会ったんだろう」
「はぁ!!?あんな綺麗な人忘れてんの!?馬鹿じゃねぇの!?」
目を大きくさせて、大きな声を出す善逸は無視して口を開いた。
「Aさん、よく分からない人だったなぁ」
ポツリと呟いた一言は意外にもこの部屋に響いた。
「確かに。あの人…変な人だな」
「やっぱり善逸もそう思うか?」
「あぁ。常に笑顔なのに、聞こえてくる音はずっしりと重くて冷たい…」
「アイツ…ちから、もってる」
と那田蜘蛛山の任務にて喉が潰れて、落ち込んでいた伊之助もそう言うからそうなのだろう。
ふと窓から外を見れば、青空に小さな黒い雲がひとつポツンとあった。
何故か分からないけど、彼女みたいだと思った。
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作者名:きりん | 作成日時:2021年4月5日 3時