検索窓
今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:97,937 hit

11 ページ12

炭治郎side




「炭治郎!テメェは何でいつも美しい人と知り合いなんだよ!ずるい!」




「そんなこと言われてもっ…Aさんは本当に知らないんだ!…どこで会ったんだろう」




「はぁ!!?あんな綺麗な人忘れてんの!?馬鹿じゃねぇの!?」





目を大きくさせて、大きな声を出す善逸は無視して口を開いた。





「Aさん、よく分からない人だったなぁ」





ポツリと呟いた一言は意外にもこの部屋に響いた。





「確かに。あの人…変な人だな」




「やっぱり善逸もそう思うか?」




「あぁ。常に笑顔なのに、聞こえてくる音はずっしりと重くて冷たい…」




「アイツ…ちから、もってる」





と那田蜘蛛山の任務にて喉が潰れて、落ち込んでいた伊之助もそう言うからそうなのだろう。




ふと窓から外を見れば、青空に小さな黒い雲がひとつポツンとあった。




何故か分からないけど、彼女みたいだと思った。

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
175人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 天気の子
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きりん | 作成日時:2021年4月5日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。