一般人が柱に守られる！？ 漆

家族団欒 ページ21

あなたside




お風呂まで貸していただいて、なんと今は御飯までご馳走になっている。



私が持ってきたさつまいもで作ったお味噌汁と炊き込みご飯など様々な種類の料理が現れた。これは全て千寿郎くんが作ったというから驚きだ。



『千寿郎くん、すごく美味しい』



千「それならよかったです！」



炎「うまいうまい！」



槇「千寿郎、前よりも美味くなったな」



あとから聞いてみれば、家族団欒は久しぶりということでそんな中に私がいてもいいのかと思ったけど、今更抜け出すなんておかしいだろうし、甘えることにした。



『洗い物はさせてほしいな』



千寿郎くんは何度も断ってくれたけど、流石にお世話になりすぎたからそれだけはさせてもらうことにした。



洗い物をしている間に見えた三人で縁側に座り、雑談をしているようだった。



なんだかとても楽しそうで、見ているこっちまで笑顔になる。

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