一般人が柱に守られる！？ 陸

三人組登場 ページ7

あなたside




目の前には不死川様のガタイの良い体で、こんな至近距離で見たことなくて流石にドキリとしてしまった。



抜け出そうとしても、彼の片腕が私の背中に回っていて抜け出せない。



現時点で怪我をしている彼を叩き起すことは流石に出来なくて、でもこんな状態を誰かに見られるなんて恥ずかしくて、声も出せずにその状態のままだった。



そう、彼らが来るまでは…



？「Aちゃぁーん！俺の手当してくれ〜！！！」



？「Aって誰だ？」



？「Aさんだよ。いつも伊之助の頭を撫でてくれるだろう？」



？「あぁ！あいつか！俺の子分じゃねぇか！」



…相変わらずの声量の持ち主だと思う。



そんな大きな声でも起きることない不死川様に、私はまだ抱きしめられたまま。



やばい、こんな状態見られたら不死川様にも迷惑だろう。特に善逸くんが…



善「えぇぇぇぇ！！！？Aちゃん！！！？襲われてる！！！！！！！」



やっぱり。



炭「Aさんっ？大丈夫ですか？」



慌ててやってくる三人組にどう説明すればいいか分からなかった。だけど流石にうるさい善逸くんを大怪我で寝ている不死川様がいるこの部屋に居させることは出来なくて、炭治郎くんたちに手伝ってもらい、不死川様の腕から抜け出すことが出来た。

雰囲気→←床ドン！？

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