お嬢さん ページ34
『無一郎くんっ…!』
その言葉ではっとして、冷静になった。
霞「!」
霞「霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞」
鬼「あぁっ…あなたは、さいていねっ…」
最後まで、頸が落ちる時までAのままで僕は気持ちが悪くなる。
自分の体を見てみたら、そこまで怪我はしてないものの、血は流れていていつの間に傷つけられていたのかと思う。
『無一郎くんっ!』
隣に来たAを見て安堵する。生きてる、Aはちゃんと生きてる。僕はAのことを殺してない、Aの頸を切っていない。
『大丈夫っ?』
霞「うん」ギュ
『む、無一郎くんっ』
霞「うん、ちょっとだけ」
安心出来ないよ、こんなの。目の前にいるのに不安になる。
『大丈夫。大丈夫だからね』
僕を包み込むように抱きしめたAに、僕は懐かしささえ覚えてしまった。
まだシロツメクサの花かんむりをかぶるAはどこぞのお嬢さんのようで、守りたいと思った。
588人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい…みんなはしぬなよ唯より (11月16日 11時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月4日 13時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りん∞(プロフ) - 私の気分はさくらんぼさん» 頑張ります!ありがとうございます!これからも見てください! (2021年3月5日 20時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
私の気分はさくらんぼ - 更新待ってます(*^▽^*)このあとの展開が楽しみです! (2021年3月5日 17時) (レス) id: 8517c30d15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きりん | 作成日時:2021年2月24日 15時