【BE:FIRST】一石二鳥 (ページ36)

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『……え？』

その言葉に、焦りを感じた。

これって、もしかして、壮大、……

あの女のとこ行く気だよね？

『ちょっ、壮大待っ…、！！』

直ぐに走り出す壮大の腕を掴もうとしたが、壮大の速さに劣ってしまった。

壮大は俺を無視し、直ぐにAの元に駆け付けている。

＿＿ふざけんなよ。

そして、あっという間にAの所まで追いついた壮大。

俺はその光景を睨むようにして眺めた。

『……、はぁ……？』

ここから見える景色は、壮大がAの手を、壮大から握っている姿だった。
そんな壮大に、Aはびっくりしているみたいだ。

『……じゃあ、前の時のあれも………壮大から…ってこと？

……はぁﾞ………、…クッソ……、』

そうと分かってしまえば、もうおしまいだ。

どうしてしまおう。

監i禁でもしてやろうか？

脚でも折ってやろうか？

あんな女に笑顔振りまくくらいなら、いっその事口を切り裂いてやりたいくらいだ。

『……後で覚えてろよ、』

そう、Aの手を握る壮大に言い聞かせるように言った。

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出会いの春、新しいことや難しいことあると思いますが、これからも妄想は忘れずに！お互い頑張っていきましょう！