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“｢今日はなんかごめんな｣”
何か通知が来たかと思えば、壮大からメッセージが届いていた。
“『いいよいいよ！私の方こそなんか悪いし』”
“｢Aは悪くないよ。マジごめん。今度また一緒帰ろ｣”
“『りょーかい』”
『っと……………明日学校で怒られるかな私……』
よく考えてみたら、あの樹音って人、イケメン高身長で運動も勉強もできる……みたいな肩書き持ってる先輩だよね？何で気付かなかったんだろう。
壮大がそんな人と友達なわけないかーとか勝手に思ってたからかな。
『でもその先輩に怒れたらもう終わり。…あーー私の学校生活…………舜斗………………』
とベッドに死んだように寝転がりながら言う。
『……ていうか、私舜斗と一緒に帰ったことないかも……』
舜斗とは幼馴染だが、途中までの道が同じってだけで、家の方向は真逆な為、一緒に帰ることがない。
帰れたとしても、どちらかが大回りして帰らないと行けなくなる。
『こういうのはツイてないんだよな〜……はぁ………』
お陰様で、いつもは1人で帰る始末。
壮大と帰ったのも、多分高一ぶりな気がする。
ずっと樹音先輩と帰ってたからな。
『……とりあえず、…寝よ…』
明日のことを考えてもどうにもならないので、私は大人しく寝ることにした。
でも、怒られるかなという心配であまり寝れなく、後日また眠そうなAの姿が見られた。
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作者名：鯖の味噌煮ちゃん | 作成日時：2024年3月3日 22時
