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ボス2 ページ12
「んなあ゛ァ…」
おいおい何唸ってんだよ猫。
「…中也くん。私になにか隠しているだろう?」
「い、いえ…その…」
「真逆、君が私に隠し事をし更に隠し事はないと嘘をつくとはねぇ…」
悲しそうな顔をしないでくださいよ…俺も泣きたいです…
「……わかりました。言いますよボス」
俺は帽子を外し中にいる猫を確認し、ボスの机の上に置いた。
「にぃ」
「猫…?」
「はい…ボス」
「猫を飼い始めたのかい?」
「いえ…拾ったんです。」
「拾った?」
「昨夜、帰宅途中に捨てられるのを見まして…つい」
「そうかい。じゃ、今ここで処分し給え」
「…はぃ?」
は?と言うところだった危ねぇ…
「だってこんな子がいては仕事に支障が出るだろう?なら殺し給え」
殺す?コイツを殺すだと…
「にゃ〜」
俺を見つめながらなく猫。
くっそ…
「撃てないのかい?なら私が」
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作者名:ターニャ | 作成日時:2018年2月11日 18時