20年の軌跡４～涙～ (ページ30)

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120話 4人の想いページ30

和也side

なんか、読んでくうちに目が熱くなっていくのがわかった。

それでもやっぱり涙は見せたくなくて必死に耐える。

和也「潤くん。

潤くんは一見、クールで怖い感じに見られますが、非常に温かい人です。

優しい人はそこらじゅうにいますが、
あなたの優しさには温かさがあります。

その温かさについていこうと思えたんです。

潤くん、出会えてよかった。」

モニターを少し見ると、潤くんが微笑んでいるのがわかった。

そんな彼の表情を見て、俺も嬉しくなる。

潤くんとは唯一の同い年で、たくさん二人でご飯とか行ったね。

いつも熱い潤くんが、悩みとか自分の想いを話してくれて俺は嬉しいよ。

頼りにされてる気がして。

答えを出せるかどうかはわからないけど、いつでも頼ってね。

和也「もちろん、たまたま出会った5人ですが、この9年間という時間は、僕らの誇りです。

誓って言えるのは、これが嵐だということぐらいです。

最後に…。

一緒に番組や作品を作ってくれる。

忙しい中、支えてくれる。

帰る場所を作って待っててくれる。

いつまでも応援してくれる。

六人目の嵐の皆さん。

大好きです。

感謝しています。ありがとう。

二宮和也」

メンバーへの感謝はもちろんだけど、

俺たちだけでは嵐は完成しない。

一緒に番組や作品を作ってくれるスタッフさん

忙しい中支えてくれる仲間

帰る場所を作って待っててくれる家族

そして

いつまでも応援してくれるファンの人たちがいる

だから俺達は俺達でいられるんだ。