20年の軌跡４～涙～ (ページ1)

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91話頭の良さページ1

和也side

雅紀「皆ー！始まるよ！！」

2006年10月2日

俺たち4人はテレビの前で構えていた。

「こんばんは。NEWS ZERO。」

雅紀「きたぁぁぁぁ！！翔ちゃん！！」

相葉さんが叫ぶ。

和也「相葉さんうるさい(笑)

それにしても翔さん、本当にニュースキャスターやってるよ…

すごいなぁ」

翔さんがスーツで原稿を呼んだり、コメントしたりしているのを見て、胸が熱くなる。

潤「なんか翔さんじゃないみたい(笑)

どこかでヘマやっちゃわないかな？」

智「やりそう(笑)

でもしっかりしてるね。

すごく落ち着いてる。」

潤くんの心配は俺たちに共通するものがあった。

しっかり者の翔さんだけど、大事なところでヘマを出してしまう。

でもそんな心配なんて必要ないものだった。

やっぱり、彼はすごかった。

生放送、初めてのキャスター

そんなことを微塵と感じさせない落ち着き

すぐ様コメントできる頭の良さ

雅紀「うんうん！

さすが翔ちゃん！難なくこなしたね！」

相葉さんの言葉に全員が頷く。

彼のことだからきっと裏でとんでもない努力をしているんだろう。

映画やコンサートがある中、たくさん勉強しているのが感じられた。

でも彼の頭の良さは勉強だけではない。

どんな状況でも空気が読めるし、気遣いもできる。

すごい人だと思う。

俺も翔さんを見習わなきゃな。