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448話 いつもの朝 ページ30
智side
コンサート当日。
俺はいつもより早く目が覚めた。
コーヒーを入れちゃったりして、ホッと息をついた。
なんとなくつけたテレビ。
朝の情報番組。
智「あ、太一くんだ。」
先輩の番組を見ながら、穏やかな朝を過ごした。
コーヒーを飲み終えた後、俺はシャワーに向かった。
みんなはもう起きたかな。
翔ちゃんは起きてるだろうな〜。
コンサート当日だというのに、今まで以上にのんびりしていた。
それが何故かわからないけど
すごく、気持ちのいい朝だった。
でも天気が飛び切り良いわけでもないし、なんなら曇ってるくらい。
シャワーを浴びた後、ドライヤーをして小さなカバンに必要なものだけを入れた。
何も変わらない朝。
少し肌寒いくらい。
コンコン
その時、部屋のノックがされた。
智「はーい」
マネ「あ、僕ですー。
おはようございます。もうそろそろ行けますか？」
智「おはよー。
行けるよ〜」
2018年11月16日。
札幌ドーム初日。
嵐 5×20 Anniversary tour
俺は大きく息を吸った。
智「……よし。」
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作者名：haru | 作成日時：2022年8月11日 22時
