5年後 ページ16
和也side
5年後
30歳になった俺たちは、ある場所に来ていた。
雅紀「翔ちゃん遅いね〜」
潤「忘れてんじゃねぇの？」
智「翔ちゃんに限ってそれはないよ〜(笑)」
4人は既に揃ってるけど翔さんだけが来ていない。
むしろ翔さんが来ないと何も始まらないのに。
「よー！悪い悪い。
遅くなった。」
そんな時、ようやく主役のお出ましだ。
雅紀「翔ちゃん遅い！
何してたの…って
あ”ーーーーーーーー！！！！！」
突然、相葉さんが耳がキーンとなるくらいの大声を出した。
潤「んだよ！
ビックリすんだろ！」
雅紀「これ！
これ！
初めて見たー！！」
相葉さんが指さす方を見ると、翔さんの胸にキランと光るものがあった。
翔「そうそう。
これを家まで取りに行ってた(笑)」
翔さんはニヤッと笑った。
その光る「何か」とは
和也「これが噂の弁護士バッジ…」
俺たちは翔さんのそのバッジに近づいた。
智「すごい…！
本物だぁ！」
潤「やば！
いや、やば！」
和也「潤くんボキャブラリー(笑)」
そう、翔さんは今年、弁護士試験に無事合格をした。
諦めかけた夢を、自分の力で掴み取った。
かっこよくて、強くて、憧れる。
翔「まあ、これもお前らのおかげでもあるし、今日は飯でも奢りますよ。」
翔さんは少し照れくさそうに笑った。
雅紀「わーい！今日は翔ちゃんの奢りだぁ！
どこ行く！？何する！？
どこへだって行けるよ！」
潤「酒飲もうぜ酒。」
和也「お！いいですね！」
智「お酒飲みた〜い！
魚食べた〜い！」
翔「酒な！
いいぜ〜誰が1番早く潰れるかな(笑)」
和也「相葉さんでしょ。」
雅紀「ニノの方が弱いじゃん！」
智「多分ニノはペース考えて飲むからね(笑)
相葉ちゃんは1番に寝ちゃうかもなぁ〜」
潤「んじゃ、雅紀が潰れてから２軒目行こうか。」
雅紀「ダメー！
俺が潰れる前にしてよ！」
翔「潰れないようにしろよ(笑)」
久々の5人飲み。
ワクワクする。
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作者名：haru | 作成日時：2021年8月15日 23時
