初詣 ページ22
翔side
翔母「成績もまあまあ上がったし、この調子で行けば慶応辺り目指せそうじゃないかしら？」
おふくろに成績表を渡すと、まずまずの反応で安心した。
翔父「まだ1年だが、良い大学を目指す奴は既に始めている。
遊んでる暇はないぞ。」
翔「わかってる。
でも息抜きくらいはいいだろ？
息抜きがあるから集中力も高まるし、頑張れるんだよ。」
俺の言葉に親父はうーんと少し考え込む。
翔兄「俺ですら、たまにツーリング出掛けるし、いいんじゃね。」
兄貴が隣でそう口を挟んだ。
前は俺に嫌味を言ったり、罵ったりすることが多かった兄貴は
少しずつ柔らかくなってきて
ああやって、俺の肩を持ってくることも増えてきた。
嫌いだったけど
やっぱり頭は良いし、誰よりも努力してるから、俺も尊敬できる存在になってきた。
翔父「…まあお前が好きなようにやりなさい。
それで成績が落ちたら許さんぞ。」
親父もそう言ってくれた。
翔「わかってるよ。」
16歳、冬。
冬休みが始まった。
年末年始は忙しいってことで、5人には会うことはないけど、
初詣くらいは誰かと行くか。
…まあ一人で行ってもいいんだけどさ。
…別にいいんだけど。
…むしろ一人の方がいいんだけどさ。
♪〜
携帯が鳴った。
翔「…どした？」
雅紀『しょおおおおちゃん！！』
翔「うわぁぁぁ！！
なんだよ！！いきなりでかい声出すなや！！」
突然耳元で大きな声を出されたから、耳がキーンとなる。
雅紀『あーごめんごめん(笑)
あのさ、元日、5人で初詣行かない？？
と思って！』
翔「初詣？
5人で？
他の3人には許可とったのかよ。」
俺がそう聞くと、5秒くらいの沈黙があった。
あ、こいつ誰にも言ってないな。
勝手に5人で行くことにしてるな。
雅紀「あはは(笑)
ニノはとりあえず誘ったんだけどね〜
”やだ” ”寒い” ”めんどくさい”
その一点張りで(笑)」
翔「そりゃそうだろ(笑)
まあ別に俺は行ってもいいけど。」
雅紀「ほんと！？
わーい！リーダーと松潤も誘ってみるー！」
…でもまぁ案の定
雅紀「あはは(笑)
結局2人だったね〜」
翔「…まあ
想像通り？」
男2人で初詣。
しかも雅紀と。
翔「さっさとお参りして帰んぞ。」
雅紀「うっす！」
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haru(プロフ) - きよさん» あけましておめでとうございます(^^)寂しいのには変わりないですね…。でも私たちにできることは待つことと応援し続けることですね！こんな素人の作品をそう言って頂けて嬉しいですヾ ^_^♪ありがとうございます！ (2021年1月6日 23時) (
レス) id: 7b40008315 (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - haruさん、明けましておめでとうございます。大好きな5人に変わりはないけれど、ちょっとした隙間があるのも事実で、haruさんたち書き手さんのお話しで癒されています。ありがとうございます。 (2021年1月6日 6時) (レス) id: ae2dee5c90 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - みゆさん» ありがとうございます！！ (2020年12月1日 20時) (レス) id: 7b40008315 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 楽しみにしてます！ (2020年11月28日 4時) (レス) id: 7af6836f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru | 作成日時：2020年11月27日 16時
