同じ過ち ページ19
潤side
めんどくさい奴らに出くわした。
わざわざ来た訳じゃなさそうだから、たまたまだろうけど。
「久しぶりだなー！松本！
お前山下をいじめてたって噂になってんぞ！」
あの日から何度も言われた。
あいつが俺の目の前で死んだからという理由で。
俺の事をよく思ってない連中がそんな噂を立て続け、それが中学で広まったんだ。
仲間だけはそれを庇ってくれていたけど…
「お前に自分の死ぬ姿を見せるってことは、お前に何か恨みがあったんだろうな(笑)」
俺は拳を握り締めた。
そんな訳ない！
…そう否定したいのに、言葉が詰まる。
だってそれは100パーセントないとは言いきれないから…
「まあ、どうでもいいけど。
じゃあなー」
そう言ってそいつらはどこかへ行ってしまった。
俺は一人と残され、ポツンと立ち尽くしていた…。
ずっとずっと後悔してる。
一番あいつの傍にいたんだから、あいつの異変に一番気づけたはずなのに…
逆に俺があいつを傷つけていたのかもしれない…
「おーい！
松潤！そろそろ行かねぇと！」
その時、後ろからそう声が聞こえた。
翔「何そんなとこ突っ立ってんだよ(笑)
ほら、行くぞ」
翔だった。
翔は俺の腕を掴む。
翔「ん？
…どうした？」
俺の違和感に気づいたのか、翔は俺の顔を覗き込んだ。
潤「…なんでもねーよ。
ってか腕掴んでんじゃねぇーよ。」
俺はそう言って彼の手を振り払ってニヤッと笑った。
翔「はっ！？
かわいくねー…」
同じ過ちをしないように…
今度こそ、仲間を死なせたくないから…。
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haru(プロフ) - きよさん» あけましておめでとうございます(^^)寂しいのには変わりないですね…。でも私たちにできることは待つことと応援し続けることですね！こんな素人の作品をそう言って頂けて嬉しいですヾ ^_^♪ありがとうございます！ (2021年1月6日 23時) (
レス) id: 7b40008315 (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - haruさん、明けましておめでとうございます。大好きな5人に変わりはないけれど、ちょっとした隙間があるのも事実で、haruさんたち書き手さんのお話しで癒されています。ありがとうございます。 (2021年1月6日 6時) (レス) id: ae2dee5c90 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - みゆさん» ありがとうございます！！ (2020年12月1日 20時) (レス) id: 7b40008315 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 楽しみにしてます！ (2020年11月28日 4時) (レス) id: 7af6836f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru | 作成日時：2020年11月27日 16時
