同じ空の下で ページ14
潤side
潤「あれ？和とリーダーは？」
買い出しから教室に戻ると、2人の姿が見えなかった。
翔「帰った。
智くんはニノの付き添いで。
なんかニノのお母さん、体調良くないらしくて。」
翔はそう言った。
俺は「そっか」と呟く。
ずっとそんな状態、きついだろうな…。
いつその時が来るかわからない。
俺の場合突然だったけど…
毎日毎日ビクビクしながら待つのもきつい…
雅紀「ねぇみんな！
屋上、来てみて！」
雅紀が突然、教室へ走ってやってきた。
翔「屋上？
なんで？」
雅紀「いーからいーから！
すごいの！見せてあげる！」
雅紀は翔の腕をひき、嬉しそうにそう言った。
雅紀「ほら！松潤も！」
潤「あ？ああ、うん。」
俺と翔は不思議に思い、顔を見合わせた。
そして彼に連れられ、屋上に向かった。
雅紀「ほらほら〜早く！」
潤「わかったって！」
20時。
秋になり、もうその時間は暗くなっていた。
俺は屋上に出ると、ある光景が目に入った。
あの時と同じだった…。
雅紀「こんな近くでも見られるんだねぇ…」
翔「すげぇ…」
夜の学校はなかなか来ることはない。
だからこそ、初めてだった。
俺は空を見上げた。
潤「流星…」
あの日見た流星に比べたら少ないかもしれない。
でも…
潤「綺麗だな…」
翔「ああ…」
雅紀「リーダーとニノにも今度見せてあげなきゃね！」
雅紀の言葉に俺と翔は頷いた。
いつもはなかなか空なんて見上げることなんてない。
でもこの前の旅行で知ったんだ。
空を見上げるだけで、辛いことや悲しいことが少しだけ緩和される。
ちょっとの悩みなんてどうでもよくなるんだ。
隣で一緒に見てくれる仲間がいてくれさえすれば…。
みんな同じ空の下で繋がってるから…。
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haru(プロフ) - きよさん» あけましておめでとうございます(^^)寂しいのには変わりないですね…。でも私たちにできることは待つことと応援し続けることですね！こんな素人の作品をそう言って頂けて嬉しいですヾ ^_^♪ありがとうございます！ (2021年1月6日 23時) (
レス) id: 7b40008315 (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - haruさん、明けましておめでとうございます。大好きな5人に変わりはないけれど、ちょっとした隙間があるのも事実で、haruさんたち書き手さんのお話しで癒されています。ありがとうございます。 (2021年1月6日 6時) (レス) id: ae2dee5c90 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - みゆさん» ありがとうございます！！ (2020年12月1日 20時) (レス) id: 7b40008315 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 楽しみにしてます！ (2020年11月28日 4時) (レス) id: 7af6836f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru | 作成日時：2020年11月27日 16時
