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潤side
潤「…あ」
やべスマホ忘れた。
校門まで行って気づいた。
めんどくせぇ…
でも仕方ない。
戻るか…
そう思って再び教室に行こうと振り返った時、こっちを見てる奴がいた。
誰だあいつ…
茶髪でガム噛んで、
…なんだ、ヤンキーか。
入学式初日から喧嘩するほど俺はバカじゃない。
素通りしようと歩き出した時、そいつに声をかけられた。
「…松本…潤？」
潤「…なんだ？お前」
なんで俺の名前…
あ、自己紹介…
潤「…まさかお前あの1回の自己紹介で俺の事覚えてたのか？」
見た目はヤンキーだが、バカではない。
誰だ？こいつ。
いや、よく見るとどこかで…
翔「松本潤って、あの松本潤か？
昨年、タイマンした…」
潤「…タイマン？」
そいつの言葉に俺は過去の記憶を蘇らせる。
潤「…櫻井…翔…」
俺がそう名前を呼ぶと、櫻井は小さく笑った。
まさかこいつ…
あの時の…
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作者名：haru | 作成日時：2020年7月12日 20時
