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四十一 ページ11
潤side
和のこと、俺が殴っていた…？
でもその時の記憶が全くない。
俺は自分に恐怖を抱いた。
それに何故、櫻井翔と相葉雅紀が…
俺は…
翔「…お前は二重人格なんだよ。」
櫻井翔からそう言われ、俺は言葉を失った。
呼吸が荒くなる。
雅紀「松本…さん…」
思い当たる節があった。
和が持っていた指輪を見た瞬間、頭が痛くなったり
和と会っていた後の記憶もなくなっていた。
それが…まさか…
和也「…父親のことが原因なんですよ。」
潤「和っ…？」
和はゆっくり起き上がった。
和也「…親父さんが人を殺した、それを知った時からなんですよ。」
潤「…親父は、死んだって…」
翔「思い込んでたんだよ。
ショックで記憶をすりかえた。
和が会わなくなった時あっただろ？
あの時もお前は和を暴行して、和は怪我を隠す為に会わなかったんだぞ…？」
和也「…」
潤「…そん…な」
あの時、記憶がなかった時に…？
俺は和を…
パニックになって、頭を抱える。
なんで…
俺は…
雅紀「…ね、ねぇ！
ちょっと待って…
俺もわからない…
ちゃんと説明して…」
「…全部、俺のせいだ」
その時、ずっと待っていた声が聞こえた…。
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作者名：haru | 作成日時：2020年7月3日 22時
