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雅紀side 〜回想〜
ボス「相手はターゲット川村義人。36歳男性。
妻子持ち。奥さんにDVしている為、奥さんが依頼に来た。
決行は明日。
川村は普通にいけば18時に仕事を終える。
が、残業とかもあるだろう。
あくまで目安の時間だ。
とりあえず現場には智と翔が行く。
雅紀は隣のビルで待機。
和は全員の動きを見ながら指示を出せ。」
和也「…指示？」
和はボスに問いかける。
まだ和は、ターゲットに近づくことすら厳しい。
俺たちにすら恐怖を感じているのだから。
でも、和の力は必要だ。
冷静で、頭の回転が早くて、的確に指示を出せる。
ボスはそう思って、和をその立ち位置にした。
和也「…でも」
智「和、
まずは慣れよう。
俺たちだって何かあった時、すぐに対応できる能力はない。
少しずつ、この仕事に慣れていかないと、梶間を殺れなくなる。」
大野さんは和を諭すようにそう言った。
大野さんの言葉に和も躊躇いながらも小さく頷いた。
ボス「よし。
シュミレーションしとくぞ。」
雅紀「は、はい！」
ついにだ…
俺たちは明日…
人を殺すんだ…
手が震える。
翔「相葉くん。
スナイパーは、少しの手の震えで、失敗することもある。
大丈夫か？」
翔ちゃんに軽く手を掴まれた。
俺はドキッとする。
ボス「確かにターゲットは素人だ。
お前たちも素人のようなもんだが、技術に関しては上だ。
でも決して油断はしてはいけない。
1人の失敗が、全員の命を奪う可能性もある。」
誰かのミスで、仲間が命を落とす…。
ダメだ…
俺、できるのか…
ボス「大丈夫だ。
仲間がいる。
色んな可能性を考えて行動しろ」
俺は拳を握り締めた。
俺は深呼吸をする。
雅紀「はい…。」
そう、返事をした。
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haru(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！ありがたいお言葉…！励みに頑張ります(^O^) (2019年12月20日 22時) (
レス) id: 7b40008315 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちは、一気に最初から読ませてもらいました☆面白かったです(^^)続きも楽しみにしてます(^^) (2019年12月20日 10時) (レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru | 作成日時：2019年12月18日 17時
