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二十二 ページ24
翔side
雅紀に怒鳴ってしまった。
『後で来るから』
そう言って、2日も来なかった。
それどころか電話すらしていない…。
俺は雅紀の味方で居続けなければいけない。
こんなところで立ち止まってる暇はないんだ。
俺は雅紀がいる別荘にやってきた。
ピンポーン
インターフォンを鳴らすが、雅紀は出ない。
翔「…？」
おかしいなと思い、扉に手をかけた。
翔「…閉まってる。」
扉には鍵がかかっていた。
俺は一気に血の気が引いた。
翔「雅紀っ…？
雅紀！！」
雅紀が俺に何も言わず出掛けるなんておかしい。
ましてやここは森の中。
車がなければ街へ出ることなんて不可能だ。
翔「雅紀ー！！」
大声で名前を呼んでも返事はない。
辺りを捜しても見つからない。
俺はスマホを取り出し、雅紀に電話をかけた。
だけど出ない。
まずい…
どこにいる…
．
．
誰かに…
会ってるのか…？
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作者名：haru | 作成日時：2019年9月12日 21時
