今日:3 hit、昨日:23 hit、合計:34,969 hit
小｜中｜大
278話 痛みと痺れ ページ8
和也side
ダメだ…
これはかなりやばい…
足が思うように動かない。
退場する時も、ゆっくりしか歩けなくて…
急遽先に着替えに入らせてもらうことに。
絶対みんなにバレてるよな…
最悪だ…ごめん…みんな
ステージから捌けた瞬間、
潤「ニノ、どうした？」
潤くんに声をかけられた。
和也「ごめん…。
足が痛くて、痺れてて…」
潤「腰？」
潤くんは冷静にそう俺に聞いた。
俺は小さく頷く。
潤「…大丈夫か？」
俺はもう一度、今度は力強く頷いた。
潤「俺、早く着替えてトーク繋げとくから、トレーナーさんにメンテ入ってもらって。」
和也「ありがとう、潤くん」
俺の気持ちを全て察してくれる彼。
本当に優しくて頼れる存在。
潤くんは、クールに微笑んでこう言ってくれた。
潤「ニノがこのステージから降りるって言う訳ないからな(笑)
5人で
最後まで
この最高の舞台に立って、必ずこのコンサートを成功させような。」
本当に本当に
ありがとう…潤くん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：haru | 作成日時：2019年7月29日 17時
