298話 雨男 ページ28
智side
智「んぅ…」
いつの間にか朝だった。
昨日の疲れはどこかに行き、気持ち良く目覚めた。
でもまだ朝の５時。
結局あの後、5人で俺の部屋で寝てしまっていた。
ふと周りを見ると、やっぱりあの二人はいなかった。
俺は残りの二人を起こさず、そっと部屋を出た。
和也「あ、リーダーおはよ」
廊下でニノに会った。
智「早いね。おはよう。
腰はどう？」
和也「お陰様で。
まだちょっと痛いけど、だいぶ良くなったし、今日も痛み止め打ってもらえるから、ライブはなんとかなりそう。」
智「そっか。よかった＾＾」
ニノの手には、昨日打ち合わせでもらった資料があった。
一人だけ参加できなかったしね。
多分、早起きして読んでたんじゃないかな。
俺はニノと二人でホールに向かった。
そこにはやっぱり…
翔「あれ？早いね二人とも。」
和也「相変わらず早いのは翔ちゃんだね(笑)」
智「なんでそんなに早く起きれるの？(笑)」
2人で笑い合った。
智「相葉ちゃんはよっぽど疲れたのか、ぐーぐー寝てたよ。
松潤は、布団に丸まってた(笑)」
和也「潤くん、朝弱いからね(笑)」
俺たちも翔ちゃんの座っている前にある椅子に座った。
翔「あ、ニノ打ち合わせの資料？
なんかわからないことある？」
和也「ううん。大丈夫。
でも、今日の天気次第のところもあるね。」
翔「そうだね。
やっぱ降るかなぁ…」
心配そうに外を覗く二人。
雨男だなぁ、俺たちは。
嵐だけに。
なーんつって。
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作者名：haru | 作成日時：2019年7月29日 17時
