262話 伝言 ページ22
雅紀side
雅紀「おはよー！」
今日もハワイライブの打ち合わせ。
でも今日は…
翔「おはよう。
今日松潤ドラマの撮影で遅れてるってー。
だから先に俺たちで始めようか。」
雅紀「あ、そうなんだ…。」
松潤がいないコンサートの打ち合わせ。
少し不安もある。
やっぱり俺たちのコンサートを一番知ってる彼がいないと始まらない気がするから。
和也「ほら、相葉さん。
俺たちだってやればできるって所をJに見せないとね。」
ニノに肩を叩かれ、俺はハッとする。
相変わらず俺の心を読むのが得意だな、ニノは(笑)
雅紀「そうだね！
いつも松潤に頼ってばかりじゃダメだし！」
智「松潤からの伝言預かってるよ〜」
なになに？とリーダーの元へみんなが集まっていく。
智「えーっとね〜
翔くんはとりあえず進行して
ニノはとにかくアイディアを出して
相葉ちゃんは元気！」
雅紀「なになに！？元気ってなにすればいいの！？」
翔「てかコンサートのことじゃなくて、進行の仕方の伝言なんだ(笑)」
和也「ちなみにリーダーはなんて書いてあった？」
智「俺はねー
『喋って』…。」
翔「ブッ…」
和也「…じゃあ翔ちゃん始めようか？」
翔「ﾌﾞｯ…ｸｯ…
は…はい
やりましょう…(笑)」
翔ちゃんはずっと笑いをこらえながら、一応打ち合わせが始まる。
翔「とりあえず、歌う曲は決まった訳だから、セトリを決めてこうかな。
まず最初と最後を決めてくか？」
和也「やっぱ最初はA·RA·SHIじゃない？」
雅紀「それ！そうしよう！！」
松潤に言われた通り、翔ちゃんが進行して、ニノがアイディアを出し、俺が盛り上げる。
そして…
智「お、おいらもー…」
リーダーも頑張って喋ろうとしてくれてる(笑)
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作者名：haru | 作成日時：2019年6月12日 20時
