【土方十四郎】きこえますか 2

カウンセリング？ ページ23

『お茶持ってきます』汗



「いいのよ、そんなことしなくて」
　



先生はいいかもしれないけど、お客さまだし…
ちなみに先生は手話を理解しています



『い、いえ！持ってきます！』






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「実は、週に一度カウンセリングの先生として
ここに来ることになったの」



かうんせりんぐ？？？え、英語？


戸惑っていると、先生が説明してくれた


「ふふふ、、、簡単に言うとね、相談相手ってことよ
男ばかりだと言いたいことが言えないことだってあるじゃない？副長さんに頼まれたのよ」




話を言い切った後、先生はお茶を口にした




「…」



言葉遣いや仕草はゆっくりだけど、
一つ一つに品があって不思議に目線が先生にいってしまう




私にもあったr




「私が来るって一言言ったらよかったのにね
　困った副長さんね」



『、、、？は、はい！そうですね』


ずっと見てたの気づかれたのかと思った…危ない危ない







「ユキちゃん怖いと思ったことあるでしょ？副長さん」



たしかに土方さんは怖いところもある
ほとんどは私が原因だけど





『最初、、、土方さんを怖い人だと思ってました。
　表情はいつも変わらないし、言葉も淡々としているから…
　でも本当はすっごく優しくて、
　体調が悪かった時なんか私の事を気にかけてくれていて…
　 鬼の副長って呼ばれてるけど、笑うととってもかっこいいんです。』



土方さんの良さをもっと沢山の人が知ればいいのに
と思ってしまうほどの人なんだ、土方さんは

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