【文豪ストレイドッグス】まどマギの世界から来た魔法少女は、マフィアと対立するようで...？

episode 198 ページ3

病室に、苦しげに顔を歪め
ベットに寝ている社長の姿がある。

ウイルス型の異能力の姿を見て
与謝野女医は顔を歪めた。





与謝野「……福沢先生に、森医師か
因縁だねェ…」






『あっ、与謝野女医！』







社長の病室から、深刻そうな顔をした
与謝野女医が出てきた。





与謝野「社長の検査、終わったよ
概ね敵さんの申告通りだね。
異能に生命力を吸われてる…

意識が戻るかどうかは
微妙なところだよ」





『……っ』





谷崎「社長を助けましょう、国木田さん」






後ろに居た谷崎くんが立ち上がり
国木田さんに話しかける。






谷崎「マフィアの首領を
殺すンです」





国木田「…確かに、社長の死は
絶対に避けねばならん。


だが……」






国木田さんが顎に手を当て
何か考え込む。






『太宰さんは別の病院で
怪我の治療中。

太宰さん抜きで対マフィアとなると
かなりキツくなるかと』





…あれ、そう言えば乱歩さんいない







国木田「与謝野女医、乱歩さんは？」






与謝野「社長の付き添いさ。
相当取り乱していたよ。

…無理もないけどね」





乱歩さんが取り乱すなんて…
余程社長が危機ってことか







ﾊﾞﾝｯ!!!





敦くんが取り乱した様子で
自分達のいる部屋に飛び込んできた。






敦「大変です！！
マフィアに建物を包囲されています！！」





『…！？』

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