【文豪ストレイドッグス】まどマギの世界から来た魔法少女は、武装探偵社生活を楽しんでいるようです！

episode 75 ページ37

ﾎﾞｺﾞｯ!!






列車のレールを賢治くんが
引き剥がす。







中也「矢っ張り伝言人は性に合わねぇ」







賢治「よっ」







賢治くんが、中原さんに向かって
レールを降る。







中也「仕事はこうじゃねえとなァ」








賢治「気を付けてくださーい！」






いやいや、敵の心配してどうすんだよ





・・





レールは中原さんには当たらず、
レールの先に立っていた。








「『おおー』」







『…賢治くん！』








賢治「わぁっ」







そのままレールを走って
賢治くんが中原さんに蹴り飛ばされる。






ﾄﾞｶﾞｯ!!








『大丈夫？』







賢治「大丈夫です！」







うん、良かった良かった







『あ、与謝野女医！』







与謝野「分かってるよ！」








中也「！！」







鉈を中原に向かって振るが…







中原さんは、天井に立っていた。









『おお、中原さんの異能力
初めて見た』






与謝野「その異能……
『重力遣い』の中原中也だね」






中也「ち……太宰の兵六玉が
喋ったか」







与謝野「いいから降りてこいよ！」







どうせ賢治くん、


『矢っ張り都会って凄い！』



とか考えてたんだろうな








与謝野「全く…Aは戦わないのかい？」






『物理的に中原さんの手足が
捥げるんで』






中也「太宰が其程警戒してんなら
期待に応えねえとなァ」







『うおわっ』







吹っ飛ばされた。







中也「さァ、『重力』と
戦いてえのは何方だ？」







『実に不味いね』







戦えば勝てるのだけれども

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