Blue Rose (ページ11)

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episode eleven ページ11

SHORI side

A『あの…ね。

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you side

「しょーうー！学校遅れるよー！」

私達は、いわゆる天才と言われるような人間で
双子揃って日本だけでなく海外からも来るような高校に行っていた。

平野『えー良いじゃん！遅れよー！』

「いいから！早く行くよ！」

紫耀は
それこそ芸能人くらいルックスが良かったけど普通の高校であるような体育館に呼び出されたりとかは、無くて皆勉強だけで必死だった。

でも私達は、授業だけで…
というか授業を聞かなくても分かったから
いつも会社とかと連携して手伝いとかをしてたの。

そのうち、天才っていってテレビとかの取材が来るようになって紫耀は、アイドル並みの人気になった。

そしたら一気に私が妬まれるようになって番号突き止めて掛けて来たりされたの。

いくら天才でもどうしようもない事だった。
いや…出来ない事は、無かった。
実際アプリみたいな物は、作ったことは、あるし。
でも紫耀の人気のせいで私達双子が警察にマークされていて何か起こせばすぐに罪に問われた。

そんな時に政府が言い寄って来たの。
君らの頭脳は、素晴らしいから協力して欲しい
そのかわり出来る限り君らの望を叶えようって

そしたら紫耀が…

平野『じゃあ俺とAの戸籍変えてくださいよ。』

「…え？」

平野『A俺さ？Aがずっと好きだった。』

「で…も…」

平野『でもじゃなーい。ね？良いでしょ？』

「だ、だって私達は、双子だよ？家族なんだよ？！」

平野『Aは、相変わらずものわかりが悪いなー。』

「…は？」

平野『言うつもり無かったのになー。
…ねぇ？A。
俺は、アンタのストーカー
電話が掛かってきたのも、全部俺の仕業。
最高に可愛かったよ！
あの時の怯えた表情！』

「や、だ。し、ょう、？」

平野『俺が邪魔だと思った奴は全部排除してきた。もちろん中学の時Aの周りの人が全員いなくなったのも、Aに告白する奴が消えて…』

「やめてっ、やめてよ紫耀！何やってんの？！

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