55. ___ ページ9
*
「お前うんこ出んのか？」
ここでルフィが爆弾発言を落とす。
「それ以前の疑問が山ほどあんだろ！！！」
ルフィ......やっぱりエースの弟だ。
今のはエースが聞いたらうるさいから黙っておこう。
「あ、うんこは出ますよ」
「答えんなどうでもいいわ！！」
キレッキレのツッコミを放つサンジ。
ふと疑問に思ったことを聞く。
「……どうしてあなたは骨だけなのに生きて喋れるの？」
私の質問に、サンジが上乗せした。
「なぜお前はここにいる。この船で何があったのか、この海ではどんなことが起きるのか全部答えろ！！」
だがルフィはそれを制し、「まて」と言った。
「そんなことよりお前、俺の仲間になれ！！！」
彼の口から出たのは、予想を遥かに超えた言葉だった。
「「！！？」」
「ええいいですよ」
ガイコツの答えはやけにアッサリと、告げられた。
「「うおおおおおいっ！！」」
＿＿＿サウザンド・サニー号にて
「ヨホホホ！！！はいどうも皆さん！ごきげんよう！！私この度この船でご厄介になることになりました。“死んで骨だけブルック”です！！どうぞよろしく！！」
「「ふざけんな！！何だこいつは！！」」
皆の声が合わさる。
泣き叫んだり、悪霊退散と唱え続けたり、セクハラしたり......なんかカオス。
そして私達はゾロに呼び出された。
「お前らは一体なんの為について行ったんだ！！？こういうルフィの暴走を止めるためだろうが！！」
「「面目ねェ」」
申し訳なさだけが募る。
でも私はこの人達の船に置いてもらってる身だから、余計な口出しはできないんだよね......
「ヨホホホ！！まあそう熱くならずに！！どうぞ船内へ！！夕食にしましょう！！」
「テメェが決めんな！！！」
場所は変わりダイニングキッチン。
各々それぞれの場所に座る。私とセトは空いていたフランキーの隣に腰掛けた。
皆の視線はブルックと名乗るガイコツに向けられている。
「いやいやなんと素敵なダイニング！！そしてキッチン！！これは素晴らしい船ですね！！ヨホホホ！！」
「そうさスーパーなオレが造った船だ！おめぇなかなか見る目あるじゃねェか！！」
「オイ馴れ合うなフランキー」
後ろでジュワーとサンジが料理をする音が聞こえた。
......美味しそうな匂い。
今にも涎を垂らしそうなAを見てセトが言う。
「......師範、食べ過ぎは駄目だよ」
「う.......はい......」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てんり(プロフ) - ルナ ルナさん» わー！！ありがとうございます！！！！！めっちゃ嬉しいです！！頑張ります！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 41b9255c4e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ ルナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！！！！！この作品ホントに面白いので、これからも頑張ってください！！！ (2020年4月28日 15時) (レス) id: 65c9fb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てんり | 作成日時：2020年4月26日 20時
