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わちゃわちゃと騒ぎ出して、呆然と一人立ち尽くす私。
「ごめんね？うるさいでしょ？いつもこうなの」
「あの、私は......」
「暫くこの船に居てもいいわよ。でも厄介事には巻き込まれやすいけどね。あ、私はナミ。この船の航海士よ。歳もそう変わらないし仲良くしましょ」
何かわからないが、この船に置いてもらえることになった。それはこれから先不安しかなかった私たちには凄く助かることだった。
しかもエースの弟の仲間たち、めっちゃ優しい人たちじゃんけ。
でもエースの仲間っていうだけでそこまでしてくれるなんて.......
少し申し訳ないなと思いながらナミさんから差し出された手を握る。
「なんか、すみません」
思ってたことと比例して、謝罪の言葉が口から出る。
「だーめ！こういうのは謝罪よりお礼を言うの。私達は謝られる為にやってるんじゃないんだから。
あと、私達に敬語使わなくていいから」
もっともなことをナミさんに言われる。
「うん、そうだね。ありがとうナミ」
「いえいえ」
「皆も、ありがとう」
「全然いいってことよ」
「それよりさ！Aお前！エースの話聞かせてくれ！！」
「エースの仲間ってことは、あの白ひげ海賊団の船員ってことだろ？やっぱすげェのか、白ひげって......」
彼らの敵でもある私達を、麦わらの一味は快く歓迎してくれた。
セトも目を覚まし、皆で自己紹介を終えてまたわちゃわちゃと騒ぎ出す。
なんか、白ひげ海賊団みたいだなぁ。
まだ離れて少ししか経ってないが仲間の皆が恋しくなった。
あ、ちなみに賞金首になっていたのは私だけではない。
3000万ベリー“竜の牙セト”
セトも手配書に載っていた。
それを知ったセト、凄い喜んでたなぁ。そんなに嬉しいか......？
*
「いいかウソップ、セト。この海では毎年100隻以上の船が、謎の消失を遂げる......さらに死者をのせたゴースト船が彷徨ってるってだけの話だ......」
サンジが火をともし、顔をボヤっと照らす。
それを聞いてガクガクと震えるウソップとセト。
セトっておばけとか苦手だったんだ。
「ギャアアアア！！」
「イヤだあああ！！！先に言えよそんなこと！！」
「言ったらどうしたんだよ」
「準備だ！！悪霊退散グッズで身を固めねば！！」
「ウソップ俺にも貸してくれそれーー！！」
「お、おれも！！！」
ウソップにすがりつくセトとチョッパー。
サンジによって船はすっかりその雰囲気になっていた。
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てんり(プロフ) - ルナ ルナさん» わー！！ありがとうございます！！！！！めっちゃ嬉しいです！！頑張ります！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 41b9255c4e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ ルナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！！！！！この作品ホントに面白いので、これからも頑張ってください！！！ (2020年4月28日 15時) (レス) id: 65c9fb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんり | 作成日時：2020年4月26日 20時
