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*
「うぉおおい！何言い出すんだてめェ！？」
「うわーー！“何かがヤベーセンサー”に強い反応が！！」
「何も言うな！とにかく逃げよう！！」
俺達三人は必死にナミを説得する。
だけど彼女は止まらなかった。
「あの時のゾンビのセリフ......」
「くだらねェこと考えるな！逃げるんだ！」
「バカねわかってるわよ！！私だって怖いんだから」
「「目がおかしいんだけどっ！！」」
ときすでに遅し、ナミの目は“ベリー”へと変換されていた。
「......じゃ、どっちへ逃げる？前？後ろ？」
「迷うところだ......屋敷へ引き返してまたあの侍に会うのも嫌だしなぁ」
「だけど前に進めばもっと怖い奴がいそうだ」
俺達は迷っていた。
足音が聞こえて振り返る。
そこには、三匹のペンギンがリズムにノッてやって来ていた。後ろを向いていて顔は見えない。
「うわっ！！......ん？」
「え、何この愛らしい森の動物たち......ペンギン？」
全員が気付いた頃、ペンギンは喋りだした。
そして一匹ずつ番号順に振り返っていく。
「「(いやぁ......)」」
最後の一匹が振り返ったとき、皆の心は一つになったと思う。
ペンギン......っていうか犬が混ざってるんだけど。
「コンニチワ！僕ら」
「ペンギンゾンビコンビ！！あ！！間違えた」
「トリオ！！トリオだ。俺新入り」
「知るか！そんなメンバー状況」
チョッパーが突っ込む。
ペンギンは続ける。
「そして君たちの後ろにいるのが仲間の動物ゾンビたち！！」
「……え？」
ゆっくりと、俺達は振り返る。
そこには様々な動物のゾンビが集まっていた。
「「すっごい変なのがイヤっていう程いるー！！」」
ここに来るまでの間、たくさんのゾンビを見てきた。
多分だけどそれで“耐性”がついてる。......恐怖というのはなかなか無くならないけど。
今までは何もできずに役立たずだった。
だけど今ならできる。
「ようこそ！！ペローナ様の“不思議の庭”へ！！」
「けちょんけちょんにして絞りあげろ！」
「うわああああ！！！」
「ぎゃああああ！！！」
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てんり(プロフ) - ルナ ルナさん» わー！！ありがとうございます！！！！！めっちゃ嬉しいです！！頑張ります！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 41b9255c4e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ ルナ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！！！！！！！この作品ホントに面白いので、これからも頑張ってください！！！ (2020年4月28日 15時) (レス) id: 65c9fb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんり | 作成日時：2020年4月26日 20時
